2023年04月21日
STELLAより巻きが軽いTWINPOWER改
三年使った…といっても一年はコロナでほぼいかなかったので、実質2年として…
20ツインパワー改を分解しました。
エサ釣りをはじめ色んな釣りをするので、このリールを釣行に使用したのは何回かは分かりません。
先日シーバス釣行したら…ボウズでしたが、バックラッシュしました。
いつもならしないのになぜ?と思い確認するとメインシャフトの前後のガタが大きくなっており、ラインがスプールの端に巻かれてバックラッシュしてました。
こんなにガタがなかったハズ…
で分解修理
分解前にバケツに水をはり、数秒水没させてリールを洗い振って水切りしました。
有名な釣り師の方法です。
隙間という隙間をすべてウレアグリスで埋めたら浸水していたのかという実験…
結果は…

浸水無し!
スゴ!って思ってしまった。
中身を見ていくと…水が入った形跡もなく、まだ洗浄する必要無しと判断
ギアもまだまだ使えます

メインシャフトのガタの原因を見ると…
↓分解図
https://www.shimanofishingservice.jp/parts_price.php?scode=041470
77番か78番にウェーブワッシャー?
少し曲がっていてバネのようになるワッシャーが入っています。
これが少し伸びた?平らに近くなったのが原因っぽいです。
なのでウェーブワッシャーの平らになった分+αで故障したリールから回収した座金を追加しました。
せっかくなのでほぼ完全にガタを無くそうと金属1枚、プラスチック1枚追加し、メインシャフトのガタがほぼなくなりました。
ギアにグリスを追加して組み、回すと…重い…
メインギアのクリアランスが出ただろうと薄いワッシャーを追加したらいらなかったらしい。
また分解し組み直し
やっぱり重い
ワッシャー追加し過ぎた?
また組み直し…少しガタが出るくらいにすると軽い
もう少しガタを減らしたいと
何度かワッシャーの調整をして、メインシャフトのベアリングのガタ?と色々と探るも原因不明
もしかして…と色々イジリ、もう一度組み直していると…
カラン…
やらかした(笑)
なんとローラークラッチを落としてしまった(・・;)
メンドクサイところなのに…オイルで金属同士が貼り付いてそのままポロっと
しかもバネが足りない!
探すも見つからず( ;∀;)
部品注文しかない…
そして…ローラークラッチとらなくても良かったんじゃない?と気付く(笑)
もう一度組み直して回すと…直った!
軽くなってガタも無し!
ローラークラッチだけ痛い…
J屋さんに行き部品を発注…
そのときにですよ!ステラがあったんです!
これは!回すしかないでしょう\(^ ^)/
店員に言いステラ4000XGを回すと…
あれ?ウソでしょう?
そんなことがある?
父にも回してもらう…同じ意見でした。
結論、ツインパワー改の方が巻きが軽い。そしてハンドルを止めて自重で回るのもスムーズでした。
グリスの関係とギアにアタリがついたという違いもあると思いますが、ギアにアタリがつく前にチューニングしてハンドルの重さでどのように回るのか見てたので間違いなく、チューニングしたツインパワーの方が巻きが軽いです。
ベアリング追加と低摩擦のグリスをギアに塗ってるのが関係していると思われます。
摺動子ガイドが1本なのも関係してるのか…?
無駄に15BB仕様にしてます。
交換部品は…ベアリングは中国製のAmazonから調達したものです。
パーツクリーナーに浸し超音波洗浄機で油抜き後、モリブデンのエンジンオイルに数日浸してベアリングから流れてくるエンジンオイルを拭き取り、リールのオイルを差したものだったハズ
交換箇所は…
41番のラインローラーをIMPACTに変更し2BB
スプールの10番、リジットサポートドラグの18番はそのまま 計4BB
27、28、9を取り払いステラの部品、ベアリング1に交換 計5BB
63、68、94、97、111、111はそのまま 計11BB
93、76をベアリングに交換 計13BB
84、85を取り払いベアリング2つ追加 計15BB
最後の84、85はベアリング一つでも良いのかもしれませんが、クリアランス的に二つ入ったので二ついれときました
普通は84、85はそのままにするハズですが…元々はベアリングだったところ
ガタを無くすため?パッキン付きになったのかもしれませんが、メインシャフトのところとクロスギアのところはベアリング追加しただけではガタが出るので、座金で上手く調整しないとダメな箇所だと思われます。
あとはウレアグリスをここまで塗るかというくらい水分が入りそうなボディの合わせ部などの隙間という隙間に塗りまくるとある程度の防水効果も期待出きるようです。
試してみてください。
とは言ってもルアーを巻いた時の抵抗はステラが手元に無いと比較出来ないので分かりません。
※分解は自己責任でお願いします
これからもTWINPOWERで行こう…
完全に故障して部品が手に入らなくなった時は…また考えます。
20ツインパワー改を分解しました。
エサ釣りをはじめ色んな釣りをするので、このリールを釣行に使用したのは何回かは分かりません。
先日シーバス釣行したら…ボウズでしたが、バックラッシュしました。
いつもならしないのになぜ?と思い確認するとメインシャフトの前後のガタが大きくなっており、ラインがスプールの端に巻かれてバックラッシュしてました。
こんなにガタがなかったハズ…
で分解修理
分解前にバケツに水をはり、数秒水没させてリールを洗い振って水切りしました。
有名な釣り師の方法です。
隙間という隙間をすべてウレアグリスで埋めたら浸水していたのかという実験…
結果は…

浸水無し!
スゴ!って思ってしまった。
中身を見ていくと…水が入った形跡もなく、まだ洗浄する必要無しと判断
ギアもまだまだ使えます

メインシャフトのガタの原因を見ると…
↓分解図
https://www.shimanofishingservice.jp/parts_price.php?scode=041470
77番か78番にウェーブワッシャー?
少し曲がっていてバネのようになるワッシャーが入っています。
これが少し伸びた?平らに近くなったのが原因っぽいです。
なのでウェーブワッシャーの平らになった分+αで故障したリールから回収した座金を追加しました。
せっかくなのでほぼ完全にガタを無くそうと金属1枚、プラスチック1枚追加し、メインシャフトのガタがほぼなくなりました。
ギアにグリスを追加して組み、回すと…重い…
メインギアのクリアランスが出ただろうと薄いワッシャーを追加したらいらなかったらしい。
また分解し組み直し
やっぱり重い
ワッシャー追加し過ぎた?
また組み直し…少しガタが出るくらいにすると軽い
もう少しガタを減らしたいと
何度かワッシャーの調整をして、メインシャフトのベアリングのガタ?と色々と探るも原因不明
もしかして…と色々イジリ、もう一度組み直していると…
カラン…
やらかした(笑)
なんとローラークラッチを落としてしまった(・・;)
メンドクサイところなのに…オイルで金属同士が貼り付いてそのままポロっと
しかもバネが足りない!
探すも見つからず( ;∀;)
部品注文しかない…
そして…ローラークラッチとらなくても良かったんじゃない?と気付く(笑)
もう一度組み直して回すと…直った!
軽くなってガタも無し!
ローラークラッチだけ痛い…
J屋さんに行き部品を発注…
そのときにですよ!ステラがあったんです!
これは!回すしかないでしょう\(^ ^)/
店員に言いステラ4000XGを回すと…
あれ?ウソでしょう?
そんなことがある?
父にも回してもらう…同じ意見でした。
結論、ツインパワー改の方が巻きが軽い。そしてハンドルを止めて自重で回るのもスムーズでした。
グリスの関係とギアにアタリがついたという違いもあると思いますが、ギアにアタリがつく前にチューニングしてハンドルの重さでどのように回るのか見てたので間違いなく、チューニングしたツインパワーの方が巻きが軽いです。
ベアリング追加と低摩擦のグリスをギアに塗ってるのが関係していると思われます。
摺動子ガイドが1本なのも関係してるのか…?
無駄に15BB仕様にしてます。
交換部品は…ベアリングは中国製のAmazonから調達したものです。
パーツクリーナーに浸し超音波洗浄機で油抜き後、モリブデンのエンジンオイルに数日浸してベアリングから流れてくるエンジンオイルを拭き取り、リールのオイルを差したものだったハズ
交換箇所は…
41番のラインローラーをIMPACTに変更し2BB
スプールの10番、リジットサポートドラグの18番はそのまま 計4BB
27、28、9を取り払いステラの部品、ベアリング1に交換 計5BB
63、68、94、97、111、111はそのまま 計11BB
93、76をベアリングに交換 計13BB
84、85を取り払いベアリング2つ追加 計15BB
最後の84、85はベアリング一つでも良いのかもしれませんが、クリアランス的に二つ入ったので二ついれときました
普通は84、85はそのままにするハズですが…元々はベアリングだったところ
ガタを無くすため?パッキン付きになったのかもしれませんが、メインシャフトのところとクロスギアのところはベアリング追加しただけではガタが出るので、座金で上手く調整しないとダメな箇所だと思われます。
あとはウレアグリスをここまで塗るかというくらい水分が入りそうなボディの合わせ部などの隙間という隙間に塗りまくるとある程度の防水効果も期待出きるようです。
試してみてください。
とは言ってもルアーを巻いた時の抵抗はステラが手元に無いと比較出来ないので分かりません。
※分解は自己責任でお願いします
これからもTWINPOWERで行こう…
完全に故障して部品が手に入らなくなった時は…また考えます。
Posted by ひまなきじとら at
06:36
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