2020年05月15日
なぜ20ツインパワーを選んだか フルベアリング2
続き
ツインパワーで騒がれている半プラになったという話
正直なところ05ツインパワー購入時はあまり考えていなかったのです。
ステラは高いからその次ならいいだろう的な考え
08ツインパワーと09ツインパワーMgも使っています。
特に09ツインパワーmg の出来は素晴らしくとても好きなリールです。確かこのあたりからCi4ローターになったような気がします。
ボディはマグネシウムで、ローターはCi4
Ci4がCi4+になりさらに強度が増したので問題ないだろうと考えます。
昔のエアレックスやナスキーといったリールも使っていた過去があります。AR-Cスプール搭載前のモデルで、これはボディもローターも高強度樹脂だと思います。エアレックスを使いちょい投げでデカいアナゴをゴリ巻きで釣ったらローターが撓み、ボディが撓み、さらにハンドルは折り畳み式で折りたたまれてしまい巻けないという事態になりました。
アルミの折りたたまないマシンカット?ハンドルが必須と考え…
そして購入したのがナスキー
高負荷で巻き続けていたら、今度がギアにガタが来ました。半年したかしないかです。ローターを止めて動かなかったハンドルが前後に1センチほど動くという現象です。
亜鉛ダイキャストギアのもろさを知った瞬間でした。
そして、05ツインパワー
ボディは金属?メインギアは超々ジュラルミン冷間鍛造、ピニオンは超高強度真鍮か高強度真鍮だったと思います。
ギアは全く問題なく普通に使えていましたが
使っていて気になったのは、ベアリングの少なさからくる巻いているときの重さ
スローに巻けば巻くほどわかる重さがありました。ベアライング6個でしたしね
その後の08ツインパワーから8個になり、かなりマシになりました。
09ツインパワーMgは9個だったかな?10個にしました。ボディはマグネシウムで、ローターはCi4
もう一つ気になったことはローターの撓み
ステラを同時に使っていたので尚更、気になってしまいました。
特に05ツインパワーや08ツインパワーの高強度樹脂
高負荷を掛けた時の巻いているときに撓みで巻くときもドラグもワンクッション変な感じがぬぐえませんでした。
Ci4のほうが少しはマシな気がしましたが、やはり撓みはあります。
シマノはステラ以外、金属ローターがない。金属ローターが良いとおもっていました。
その後、シーバスにレバーブレーキリールとして13ハイパーフォース 2500DXG を導入
レバーをストレートレバーに変えて使用しておりますが、Ci4+になっています。
やはり撓みはありますが、問題ない程度。それよりも巻きが軽く巻き感度が優れることがとてもメリットと感じました。
※レバーブレーキリールの利点は後ほど書き込みます。
今回1台購入するにあたり…
ヴァンキッシュとツインパワーで悩みました。ステラは良いと思いましたが、あちこち置いて傷ついたりするとテンションが下がるのでもっと安く気軽に使えるリールでないと、リールを大切にしすぎて釣果にも影響が出ると考え2機種に絞りました。
ヴァンキッシュのフルCi4かツインパワーのアルミ+Ci4か
ハイパーフォースを使ってみて、ある程度満足出来ましたし、感度重視ならCi4機種がすでにあるので、ツインパワーに決定
半プラとYouTubeで知りました。ステラの構造じゃなくてストラディックの構造だから...とか、色々言われているようです。
このボディの構造はヴァンキッシュ、ストラディックと同じ構造です。
個人的に感じたことですが…
むしろヴァンキッシュのような構造にしないでステラの構造でアルミとカーボンにしたとすると…右側がリールフットになるのでアルミ、左側のフタがカーボンということになります。専門家ではないですが、構造が単純になりますし、フタ自体の強度が劣り、ギアを押し付けられなくなるのでギアが浮くのでは?と思いました。
20ツインパワーは右側がカーボンになり、ギアボックスとローターの付く部分があるため少し複雑な形になっています。
家の造りでも、耐震補強のため、ただの四角の枠ではなく、柱と柱の間に入れたり、奥の柱にも入れる立体構造の筋交いにより、様々な方向に強くなったりするように、このカーボンの型の形により強度が増すのではないかと考えました
リールフット側はアルミでギアが格納され押し付けるように収まるので、ある意味納得の造りです。
ボルトの押さえつけ方も片側だけではなく左右でボディを合わせています。
ドラグはライン強度の1/3~1/4と言われている?ようで、普通のシーバスロッドだと大体2~2.5kgくらいが限度
ロッドにラインを通して2Lのペットボトルを結んで曲げてみましょう。
ロックフィッシュのロッドだと硬いのでロッドが吸収せず以外に簡単にドラグが滑ります。シーバスロッドのように柔らかいとロッドが衝撃を吸収し、柔軟に曲がるので...本当に折れないか心配になるくらい曲がります。
大抵ポンピングしますので問題ないでしょう。と感じます。
シマノも耐久性はあると言ってるので信じて使うしかないでしょう。
そして自分が一番いいと思ったのは金属ローター
ステラしかなかったもの
これによって長年気になっていたローターの撓みが解消
よく考えると…ウォームシャフトのところやウォームシャフトピンのところ、ウォームシャフトギアのところにベアリング入れることが可能
構造は違えど、金属ローター
これはステラ擬きになるんじゃない?
ということで即買い

注文パーツは
18ステラ4000XG 26ローターナット受ケカラー組、114座金、27ローターナット
動画をとりながら…すすめました。

ローターナットは必要ありませんでした(笑)そのままベアリング付きます。形も違います。
ローラークラッチの造りが04や05、08とは09とは変わってるんですね。10年以上経ってますからね



メインギア

最低限の分解にしました。




20ツインパワー 27メインシャフトカラー、28Oリング、9抜ケ止メ、85ウォームシャフトピンカラー、84Oリング、ブッシュ(76、93)を取り払っています。
18ステラ4000XG 26ローターナット受ケカラー組、114座金、ベアリングを追加
ウォームシャフトピンには2BBにしましたが、隙間が空くので座金を入れないといけません。05ツインパワーの部品を取り払ってから追加したいと思います。
後日動画にしますが…
見つからず76のところにベアリング3×6×2.5を0.5mm小さな3×6×2を使いとりあえず締めて巻き心地を確認したのですが…見つかったためまた分解予定です。
85ウォームシャフトピンカラー、84Oリングを取り払っているので防水性下がりますが、オーバーホール出来るなら問題ないでしょう。
そもそもこのOリングは役に立つのかな…?内部に水が入ればウォームシャフトピンの防水は意味がないような??
ラインローラーを先日の記事にあったように2BBにしたので…15BB仕様にしました。
巻き心地ですが…目論見通りです。見違えるほど軽くなりました。
本当に軽い!金属ローターだからステラにそっくりの感じでは?
YouTube動画に村田さんがステラとツインパワーを見分けられるかという動画が載せられているのを見た方も多いのではないでしょうか?
その動画中のシマノの社員?提携アングラー?だったかが、ステラとツインパワーの違いはハンドルを止めた時にハンドルの重みで回るのがステラ、回らないのがツインパワーと言っていました。
フルベアリングチューン20ツインパワーならアタリがついてないギアでもハンドルが回りますよ!
つまり、ハンドルが回るか回らないかは…ベアリング数の差が原因の一つにありますね。
ノーマルのままでアタリがつけば回る可能性はありますが、ステラほど軽くはないでしょう。
ステラとは違い摺動子ガイドが1本少ないため抵抗がその分減ってより軽くなる!というメリットもあれば良いですが、18ステラが手元にないので比較できません。
ステラのような高価なものは買いたくなく、でもステラのような巻き心地が欲しいなら、20ツインパワーでフルベアリングチューン!お勧めします。
Posted by ひまなきじとら at 12:13│Comments(0)
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